
- Webライターの具体的な仕事の流れは?
- スムーズに仕事を進めるコツも教えてほしい。
- トラブルがあったときの対処法も知りたい。
このような疑問に答えるために、本記事では以下を解説しています。
- Webライターの仕事の流れ11ステップ
- Webライターの仕事をスムーズに進めるコツ5つ
- Webライターの仕事にありがちなトラブルと対処法

というわたしは、看護師をしながら副業Webライターで月3万円ほど稼いでいます。


これまで200件以上の案件を受注し、継続的なご依頼をいただいてきました。
Webライターの仕事の流れを知らずに案件を受注すると、クライアントにネガティブな印象を与える危険があります。
その結果、継続的な取り引きにつながらず「稼げないライター」となってしまうでしょう。
そこで今回は、これまで多数の案件を受注してきたわたしが、Webライターの具体的な仕事の流れを解説します。
本記事を読めばWebライターの仕事の流れがわかり、スムーズな取り引きで信頼されるライターになれるでしょう。
Webライター初心者さんや、これからWebライタをーをやってみたい方は、ぜひ参考にしてください。
Webライターの仕事の流れ11ステップ
Webライターの仕事の流れはこちらの11ステップです。
- 案件を探す
- 案件に応募する
- 案件を受注する
- マニュアルを確認する
- リサーチする
- 構成をつくる
- タイトルをつける
- 本文を執筆する
- 納品する
- 修正があれば対応する
- 報酬を受けとる
今回は初心者さん向けに、クラウドソーシングで仕事を受注することを想定して解説していきます。
では、順番にみていきましょう。
1.案件を探す
クラウドソーシングでは、条件を入力して検索すると、自分にできそうな案件を簡単に探せます。
希望する案件の種類・執筆ジャンル・単価・文字数などを選択し、検索するだけです。
ちなみに、初心者さんにおすすめのクラウドソーシングはこちらの2つになります。

わたしも上記2サイトで稼いでいます。どちらも無料で利用できるので、気になる方は登録して案件を探してみてください。
2.案件に応募する
興味のある案件を見つけたら「提案文」を書いて応募します。
提案文:案件に応募するための文章。自己紹介・経歴・得意分野などを記載してアピールする。履歴書みたいなもの。
クライアントは提案文をみて誰に依頼するかを決めるので、案件を受注できるかは提案文にかかっています。
くわしい提案文の書き方はこちらの記事で解説しているので、気になる方はどうぞ。
3.案件を受注する
提案文が通るとクライアントから依頼のメッセージが来ます。

不採用の場合は落選の連絡をいただけることもありますが、とくに連絡がないことの方が多いです。
契約内容を確認し、問題なければ指示に従って契約。
これで案件の受注が完了です。
4.マニュアルを確認する
記事を作成するときは、マニュアルに従って執筆します。
例えば、マニュアルにはこのような執筆のルールが記載されています。
- 数字は半角で記載する
- 「」はセリフにのみ使用する
- ですます調でカジュアルに
マニュアルの内容を見落として執筆してしまうと、クライアントからは「指示通りの正確な仕事ができないライター」だと判断され、継続依頼はもらえないでしょう。
なので、まず最初にマニュアルをしっかり読み込むことが重要です。
5.リサーチをする
記事を作成する前に、いろいろ調べる必要があります。
読まれる記事をつくるには読者の悩みを理解して、それを解決できる内容を執筆する必要があるからです。


読者はなにを知りたいのか、Googleで検索したり、SNSやYahoo!知恵袋でリアルな声を探したりします。
また記事のジャンルによっては知識がないと執筆できないこともあるので、必要に応じて情報収集します。
例えば、おすすめ商品の紹介する記事なら、まず商品の基本情報やメリット・デメリットを把握しなければいけません。
つまり「読者の疑問やニーズ」と「執筆テーマに関する知識」の2種類をリサーチする必要があるのです。
6.構成を作る
リサーチしたことをもとに、記事の構成を作ります。

簡単にいうと、記事の目次です。
例えば、この記事の構成はこちらです。
◎Webライターの仕事の流れ11ステップ
1.案件を探す
2.案件に応募する
3.案件を受注する
4.マニュアルを確認する
5.リサーチする
6.構成をつくる
7.タイトルをつける
8.本文を執筆する
9.納品する
10.修正があれば対応する
11.報酬を受け取る
◎Webライターの仕事をスムーズに進めるすコツ5つ
1.返信は即レス
2.進捗状況を報告する
3.わからないことは質問する
4.余裕を持ってスケジュールを立てる
5.Webライティングの基礎を学んでおく
◎Webライターの仕事でありがちなトラブルと対処法
1.納期が間に合いそうにない
2.報酬がなかなか支払われない
3.悪質案件につかまってしまった
こんな感じで、読者の疑問に応えられるような内容を考えて、構成を作ります。
7.タイトルをつける
タイトルは記事の見出しを入れつつ、読んでみたくなるようなワードを入れて、シンプルに作ります。
例えば、この記事なら
Webライターの仕事の流れを解説
と書くだけでなく
Webライターの仕事の流れを11ステップで解説
と具体的な数字を入れることで、読者の目をひくタイトルになります。
8.本文を執筆する
タイトルが決まったら、マニュアルを守りながら本文を執筆します。

先ほど作った構成に、肉付けしていくようなイメージですね。
最後まで書けたら、変な日本語になっている部分や、誤字脱字がないかをチェックして終了です。
9.納品する
記事が完成したら納品します。
具体的な納品方法はクラウドソーシングによって違うので、確認が必要です。

ちなみに、納期は絶対に守りましょう。クライアントに大迷惑をかけ、ライターとしての信頼を失います。
10.修正があれば対応する
納品後に修正をお願いされることがあります。
その場合は指示に従って修正し、できたら再度納品しましょう。
11.報酬を受けとる
納品した記事をクライアントが検収すると、報酬が支払われます。
報酬残高が増えているので、確認したらお仕事完了です。

報酬が口座に振り込まれるタイミングや手数料はクラウドソーシングによって違うのでチェックしてみてください。
Webライターの仕事をスムーズに進めるコツ5つ
Webライターの仕事をスムーズに進めるコツはこちらの5つです。
- 連絡は即レス
- 進捗状況を報告する
- わからないことは質問する
- 余裕をもってスケジュールを立てる
- Webライティングの基礎を学んでおく
これらを徹底すれば仕事がスムーズに進み、クライアントからもよろこばれるでしょう。
それぞれ順番に解説していきます。
①連絡は即レス
クライアントからの連絡には、最速で返信しましょう。
すばやいレスポンスは、クライアントに安心を与えます。

誰でも登録できてしまうクラウドソーシングでは、音信不通になるライターも少なくありません。
なので、早めに返信するだけでやり取りがスムーズになり、よろこんでもらえます。
②進捗状況を報告する
作業の進み具合をこまめに報告すると、取り引きがスムーズです。
もし間違った方向に進んでいても、途中経過を報告していれば、早い段階で修正できます。

例えば、構成ができたらとりあえず確認してもらい、OKであれば本文を執筆するのがおすすめです。
最後まで完成してから直すのは大変なので、進捗状況を報告しながら作業しましょう。
③わからないことは質問する
わからないことはクライアントに聞いてから進めましょう。
なんとなくで進めると、クライアントの要望とは違った記事を納品してしまうかもしれません。

聞くのが恥ずかしいと思うこともあるかもしれませんが、よくわからないまま進める方が問題なのでさらっと聞いてみましょう。
とはいえ、質問をするのは相手の時間をうばう行為です。
なのでまずは自分で調べてみて、それでもわからなかった場合は遠慮せず聞きましょう。
④余裕をもってスケジュールを立てる
案件を受注するときは、スケジュールに余裕をもたせましょう。
作業に時間がかかって納期に間に合わなくなっては最悪です。

とくに最初は、記事を書くのにどれくらい時間がかかるか分からないと思います。
なので、トラブルがあっても対応できるように、余裕のある納期を設定させてもらいましょう。
⑤Webライティングの基礎を学んでおく
Webライティングの基礎を学んでおけば、マニュアルに書いてあることやクライアントの指示をスッと理解することが可能です。
わからないワードが出てくるたびに調べていては、時間もかかるし、やる気も削がれます。

逆に、基本的なライティングの知識がないと、仕事を進めるのは難しいと言えるでしょう。
学び方としては、本を読めばOKです。
おすすめの本はこちら。
✅沈黙のWebライティング

全Webライターが読んでいるといても過言ではないくらい、有名な本です。
漫画形式でWebライティングの基礎やSEOを学べます。
この本1冊読めば十分なので、読んだことがない方はぜひどうそ。
Webライターの仕事にありがちなトラブルと対処法
Webライター初心者さんによくありがちなトラブルは、こちらの3つです。
- 納期に間に合いそうにない
- 報酬がなかなか支払われない
- 悪質案件につかまってしまった
それぞれ対処法もセットで解説していきます。
①納期に間に合いそうにない
思ったより執筆に時間がかかり、納期が迫って焦ることがあるかもしれません。
自分の執筆ペースがつかめていない初心者さんにありがちです。

わたしも案件を引き受けすぎて、納期ギリギリで焦った経験があります。
こんなときは納期に間に合わないと思った時点でクライアントに報告し、納期を調整してもらいましょう。
早めに報告したほうがクライアントも対応しやすいです。
納期前日になってから「やっぱり間に合いません」と言われても困るので、とにかく早めに相談するのが大切です。
②報酬がなかなか支払われない
記事を納品したのに報酬が支払われず、困ることがあるかもしれません。
報酬の未払いを防ぐために、クラウドソーシングでは「仮払い」の制度があります。
仮払い:作業開始前にクライアントが仮で報酬を支払う。報酬はクラウドソーシングで預かり、納品が完了したらライターに渡される。
なので、仮払いを確認してから作業するのが重要です。
このルールを守っていれば、報酬が支払われずに終わることはほぼないでしょう。
もし納品したのに検収されないときは、クラウドソーシングの事務局に連絡すると、検収を催促してくれます。
最終的にはクラウドソーシングが代理で検収することも可能です。
③悪質案件につかまってしまった
クラウドソーシングには、初心者ライターを狙った悪質案件がけっこう多いです。
例えば、悪質案件にはこのようなものがあります。
- 激安な報酬で記事を書かせようとする
- アフィリエイトリンクを踏ませようとする
- LINEの登録やスクールの入会を促す
- テストライティングの報酬が0円

わたしは上記すべて経験しました。
もし悪質案件だと気づいたら、取り引きを断って通報しましょう。
Webライターの仕事の流れを知ってスムーズに進めよう
本記事では、Webライターの仕事の流れについて解説しました。
再掲すると、こちらの11ステップです。
- 案件を探す
- 案件に応募する
- 案件を受注する
- マニュアルを確認する
- リサーチする
- 構成をつくる
- タイトルをつける
- 本文を執筆する
- 納品する
- 修正があれば対応する
- 報酬を受けとる
また、Webライタの仕事をスムーズにこなコツはこちら。
- 連絡は即レス
- 進捗状況を報告する
- わからないことは質問する
- 余裕をもってスケジュールを立てる
- Webライティングの基礎を学んでおく
上記を心がければスムーズな取り引きができて、クライアントから長期的に依頼したいと思ってもらえるでしょう。
認められれば単価アップのきっかけになるかもしれません。
Webライターの始め方はこちらの記事で解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。