
- 看護師の資格を活かしてWebライターをやってみたいけど、始め方がわからない。
- 看護師ライターに必要な知識やスキルは?
- 病院を辞めてフリーランスになれたらな〜。
このように思っている看護師さんに向けて、本記事では以下のことを解説しています。
- 看護師ライターの始め方「10ステップ」
- 看護師ライターに必要な7つのスキル
- フリーランスの看護師になるには?

というわたしは病院で看護師をしながら、副業Webライターで月3万円ほど稼いでいます。収入が増えて安定したら、いずれフリーランスになる予定です。

こういった経験のあるわたしが、看護師ライターになる方法や看護師ライターで収入をアップさせるコツなどを解説していきます。
看護師ライターは、医療の知識やスキルを活かしてWebライティングをするのがお仕事です。
看護師の資格があれば未経験でも始められます。

実際、わたしも未経験から独学で始めていますよ。
「病院で働くのはもう疲れた」
「看護師の資格を活かして在宅で副業したい」
「看護師ライターでフリーランスになりたい」
このような方は、ぜひ本記事を参考に看護師ライターを始めてみてください。
それでは本題です。
看護師ライターの始め方「10ステップ」
看護師ライターを始める手順は以下の10ステップです。
- 副業できる環境に転職する
- 必要なものを用意する
- Webライティングを学ぶ
- ブログを開設する
- 2〜3記事書いてみる
- クラウドソーシングに登録する
- プロフィールを入力する
- 仕事を探して応募する
- 記事を作成する
- 納品して報酬を受けとる
このステップのとおりに進めれば誰でもできます。
なにも難しいことはないので安心してください。

看護学校の実習を乗りこえて国試に受かる方がよっぽど難しいです。
それでは順番に解説していきます。
①副業できる環境に転職する
まずは副業できる環境に転職しましょう。
作業時間がとれなくて稼げるようになるまで時間がかかったり、挫折したりする原因になるからです。
なかでも、以下の当てはまる方は転職をおすすめします。
- ほぼ毎回残業している
- 帰ったら疲れてすぐ寝てしまう
- 公務員だから副業できない

わたしも元々は急性期の病棟にいましたが、残業で時間と体力の余裕がありませんでした。
療養の病棟に転職してからは毎日定時で帰り、帰宅後や休日でWebライティングをして無理なく月3万円を達成しています。
忙しい病院で働きながらでもできないことはありませんが、稼げるようになりたいなら転職しましょう。
いずれやっていくうちに作業時間が足りないと感じてくると思うので、どうせなら早いうちに転職した方が早く稼げるようになるのでおすすめです。
②必要なものを用意する
看護師がWebライターを始めるのに必要なものはこちらの4つ。
- パソコン
- ネット環境
- 文章作成ツール(Word・Googleドキュメントなど)
- 報酬を受けとる銀行口座
とりあえずこの4つがあれば始められます。

パソコンはすでにもっている方も多いと思いますし、ワードは看護学生のときからレポートや看護研究で使っていると思います。
ネット環境に関しては、自宅に回線を引いていないくても、スマホのテザリングで十分です。
ちなみに銀行口座は楽天銀行をおすすめします。
なぜなら、Webライターで稼いだ報酬を銀行口座に振り込むときにかかる振り込み手数料が、他銀行の1/5になるからです。
というのも、これからWebライティングの仕事を探すプラットフォームとして「クラウドワークス」というサイトを紹介します。
クラウドワークスはWebライター初心者なら誰もが利用している、超代表的なクラウドソーシングです。
このクラウドワークスでは、報酬を口座に振り込むときの手数料が、他銀行500円なのに対して楽天銀行なら100円と最安です。
せっかく稼いだお金が手数料にとられるのはもったいないので、副業収入用の口座として楽天銀行の口座をもっておきましょう。
ちなみに、こちらの紹介コードを使えば最大3,200円分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンをやっているので、ぜひご活用ください。
紹介コード【P54925017】
キャンペーン期間
2025年8月1日(金)0:00 〜 9月31日(火)23:59
③Webライティングを学ぶ
次にWebライティングを勉強しましょう。
といってもガッツリ勉強する必要はありません。
何冊か本を読めばそれで十分です。
とりあえず最初はこちらの3冊を読んでおきましょう。
✔️ナタリー式新しい文章力の教室
文章を書くときの具体的なテクニックをわかりやすく学べます。
✔️20歳の自分に受けさせたい文章講義
「話せるのに書けない!」を解決し、わかりやすい文章を書くちからが身につきます
✔️沈黙のWebライティング
Webライティングに欠かせないSEOをマンガ形式で学べます。ストーリーを読み進めると自然に知識が身につくでしょう。
じっくり読み込む必要はありません。
6割くらい理解できたら、あとはやりながら覚える方が早いです。
参考書をたくさん持っていてもテストの点数が上がらないように、Webライティングの本を持っているだけでは書けるようになりません。
インプットしたことをアウトプットして、自分のスキルにしていきましょう。
④WordPressブログを開設する
次にブログの開設です。
Webライターがこのタイミングでブログを開設する理由はこちら。
- 記事を書く練習ができる
- SEOのスキルが身につく
- WordPressを使う仕事に応募できる
- ブログが実績になって仕事をとりやすくなる
もしブログを開設せずに次のステップに進んだとしても、実績のない初心者ライターでは仕事がとれません。

まだ採血をしたことのない新人が、いきなり患者さんの採血をとることはないですよね。まずは同期や先輩の腕で練習するように、看護師ライターもまずはブログで実績をつけます。
詳しいブログの開設方法はこちらの記事で解説しています。
初心者さんでも10分で開設可能です。
各手順ごとに実際の画面のスクショ付きでわかりやすく解説しているので、今のうちにやっておきましょう。
⑤2〜3記事書いてみる
ブログを開設したら練習で2〜3記事書いてみましょう。
記事を書くコツはこちらです。
- あなたの「好きなこと」や「得意なこと」をテーマにする
- 誰のどんな悩みを解決する記事を書くか決める
- できればSEOを意識してキーワードを2、3個選ぶ
- いくつか見出しをつけてから本文を書き始める
上記のポイントを意識して、記事の構成を考えると、このような感じになります。
- テーマ:新人看護師の仕事がつらいという悩みを解決する記事
- キーワード:「新人看護師」「つらい」
- 見出し1「新人看護師がつらいと感じる原因3つ」
- 見出し2「新人看護師がつらいときの対処法5選」

おそらくあなたは看護師なので、イメージがつきやすいように新人看護師を例にしてみました。料理が趣味だったら料理初心者さんに向けてた記事でもいいですし、書きやすいテーマで書いてみてください。
このような感じで練習だと思って2〜3記事書いてみてください。
実際に案件を受注したとき、スムーズに作業できるでしょう。
またここで作成した記事は、あなたのライティングスキルを証明するものとして活用できます。
仕事を受注するときにサンプル記事として提出すれば、実績のない初心者さんでも仕事をもらいやすくなるのでともて重要です。
⑥クラウドソーシングに登録する
記事が書けたらクラウドソーシングに登録します。
クラウドソーシングとは、仕事を発注したいクライアントと、仕事を受注したいライターを仲介してくれるサービスです。

もしトラブルがあったとしても、クラウドソーシングが間に入ってくれるので、初心者でも安心してお仕事できます。
クラウドソーシングにはいくつか種類がありますが、初心者さんにおすすめなのはこちらの2つです。
全てのWebライターに利用経験があるといっても過言ではないくらい代表的なクラウドソーシングです。
どちらも無料で利用できるので、上記のリンクから両方とも登録しておきましょう。
⑦プロフィールを入力する
次にプロフィールを入力します。
クライアントは仕事を依頼するときに、ライターのプロフィールをみて信頼できそうかを判断しています。
ちゃんとしてそうな印象を与えられればお仕事を受注しやすいので、できるだけ詳細に書いておきましょう。
プロフィールを入力するときのポイントはこちらです。
- できるだけ埋めて空欄をなくす
- アイコンは人物画像(イラストでもOK)
- 名前は実名、抵抗があればニックネームでもOK(ひらがな・カタカナ・漢字でパッと読みやすいもの)
あなたの趣味や経験が仕事につながることもあるので、その辺も書いておきましょう。

例えば、プロフィールに「脱毛に通っている」「美容クリニックの看護師をしている」という情報をのせておけば、美容系の記事作成の案件で有利になります。
個人情報を書くのは抵抗があるという場合は、詳細に書かなくてもOKです。
とくに経歴を書くときは
・◯年◯月 看護学校卒業
・◯年◯月 総合病院に入職(病棟)
・◯年◯月 内科クリニックに入職
こんな感じで、具体的な学校名や病院名を書く必要はありません。
例として、わたしのクラウドワークスのプロフィールを載せておきます。
なにを書いていいかわからない方は、ぜひこちらを参考に書いてみてください。
⑧仕事を探して応募する
ここまできたら仕事を探して応募しましょう。
クラウドソーシングにはたくさんの案件があって迷うかもしれませんが、初心者さんにおすすめの案件はこちらです。
- プロジェクト案件
- 文字単価0.5〜1.0円
- 体験談やレビュー記事

わたしが初めて受注した案件は、過去に働いた病院のレビュー記事でした。自分の体験談を執筆する系の記事はとくべつな知識がなくても書けるので、最初の案件としてはおすすめです。
ちなみに、アンケート回答などの簡単なお仕事を募集している「タスク案件」は、超低単価なうえに実績にもならないのでやる必要はありません。
メリットといえばネットで稼ぐ経験ができることくらいです。
といっても数十円〜数百円なので、タスク案件に時間をかけるくらいだったら1件でも多くプロジェクト案件に応募した方がいいですね。
案件に応募するときは「提案文」をクライアントに送ります。
提案文の書き方はこちらで解説しているので参考にしてみてください。
ここで残念なお知らせですが、まだ実績の少ない初心者さんでは提案文を送っても採用されないことがほとんどです。

わたしも10〜20件送ってやっと1件受注できるかなくらいの確率でした。
なので、提案文が通らなかったとしても諦めずに応募しまくることが大切です。
数打ちゃ当たるというわけではありませんが、応募しないことには受注できないので、できそうな案件は全て提案するくらいの勢いで応募してください。
受注実績とスキルがついてくると、だんだん提案文が通りやすくなりますよ。
⑨記事を作成する
無事に案件を受注できたら作業開始です。
初めてのお仕事で注意すべき点はこちらです。
- レギュレーション(執筆時のルール)やマニュアルに従って執筆する
- わからないことがあれば質問しながら進める
- 納期は絶対に守る(間に合わない場合は早めに相談する)
- 誤字・脱字がないか最後にチェックする
副業とはいえお仕事なので、社会人として最後まで責任をもってやりましょう。
誰でも簡単に登録できるクラウドソーシングでは、途中で仕事を投げ出す人もけっこう多いようです。
なので、納期を守るだけで他のライターと差別化を図れる可能性があります。
仕事しやすいライターだと思ってもらえれば継続的にお仕事をもらえるかもしれません。
スムーズで気持ちの良いコミュニケーションを心がけましょう。
⑩納品して報酬を受けとる
記事ができたら納品します。
細かい操作はクラウドソーシングことに違うので、画面の説明に沿って進めてください。
もし修正を依頼されたら快く引き受けましょう。
記事の検修が完了すると報酬金額が増えているので、確認して取引き終了です。
この先は⑧〜⑩の手順を繰り返し、収入アップを目指します。
看護師ライターに必要な7つのスキル
看護師ライターに求められるスキルはこちらの7つです。
- たしかな医療の知識と臨床経験
- わかりやすい文章を書く力
- SEOライティングのスキル
- 相手の立場になって考える力
- スケジュール管理能力
- 文章作成ツールのスキル
- WordPressのスキル
それぞれ順番に開設していきます。
①たしかな医療の知識と臨床経験
看護師ライターだからこそ求められるスキルといえば、医療の知識と臨床経験です。
たしかな専門知識と臨床経験をもつ看護師が書く文章には、信頼性や説得力が生まれます。

例えば、なにかの病気について説明する記事を書いたとき、一般の方が調べて書いた記事と、看護師が書いた記事とでは、看護師が書いた記事の方が信用できますよね。
このように、有資格者が記事を作成することで、記事の信頼性を保てるのです。
また看護師ライターは文章の執筆だけでなく、医療記事の内容に間違いがないか確認する監修者としての業務を依頼されることもあります。
これは看護師の資格をもっているからこそできる仕事ですね。
②わかりやすい文章を書く力
わかりやすい文章を書く力も看護師ライターに必要なスキルのひとつです。
なぜならWeb上の記事を作成するにおいて、いかにストレスなく読めるかが重要になるからです。
読みにくい文章で書かれていると、読み飛ばしたり、すぐ別のサイトを開いたりして、離脱されてしまうからです。
パッとみて読みやすい文章は最後まで読んでもらえるので、商品やサービスの購入につながりやすく、売り上げに貢献することができます。
③SEOライティングのスキル
Webライターに必須なスキルのひとつがSEOライティングのスキルです。
SEOとは、キーワードを検索したときに、検索結果の上のほうにサイトを表示させるライティングスキルです。
上の方に表示されるサイトは多くの人の目にとまるので、記事のアクセスを集めやすくなり、そのサイトで紹介している商品やサービスが売り上げアップにつながります。

お店があってもチラシを配って存在を知らせなければお客さんが来ないのと同じで、記事を書いても見つけてもらえなければ誰にも読まれません。
SEOはサイトのアクセス数を集めるために重要なスキルであり、Web上の記事を執筆する看護師ライターにとって欠かせないスキルなのです。
④相手の立場になって考える力
看護師ライターとして稼いでいくには、相手の立場になって考える力が求められます。
なぜなら相手の気持ちがわからないと、仕事を受注することも、質の良い記事を書くこともできないからです。

クライアントが求めていることは何かな?と考えなければ提案文は通りませんし、読者が知りたいのはどんなことかな?と考えなければ読まれる記事は書けません。
相手の気持ちを的確に想像できるライターは質の良い記事を書けるので、クライアントからも読者からも好かれます。
逆にいうと、相手の立場に立って考えられない人がライターで稼ぐのは難しいでしょう。
⑤スケジュール管理能力
看護師ライターに必要なスキルのひとつがスケジュール管理能力です。
多くの看護師ライターはいくつかの案件を並行して受注するので、それぞれ納期に間に合うようにスケジュールを調整して作業を進める必要があります。
- いつどの作業を進めるか
- 休日や予備日はどれくらいとるか
- プライベートの予定はどこに入れるか

会社員と違って出勤時間も休日も決められていないので、全て自分で管理しなければなりません。
スケジュール管理が苦手だと納期に間に合わなかったり、逆に仕事を詰め込みすぎて体調を崩したりするので、長期的に続けるのが難しくなります。
⑥文章作成ツールのスキル
看護師ライターになるなら、文章作成ツールを使える必要があります。
具体的いうと以下2つのツールです。
- Word
- Googleドキュメント

Wordは何かしらで使ったことがあると思います。Googleドキュメントはオンラインで使用する文章作成ツールですが、Googleアカウントがあれば誰でも無料で使えます。
ほとんどの仕事で上記のどちらかを使うので、使い慣れていると効率良く作業が進み、執筆速度が上がります。
⑦WordPressのスキル
看護師がWebライターをするなら必須レベルでWordPressは使えた方が良いです。
なぜなら、Webライターが書いた記事のほとんどがWordPressを利用してネット上にアップされるからです。
WordPressとは?:CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一種。ネット上にアップするサイトを編集・管理できる。日本で利用されているCMSの8割以上がWordPress。
例えば、案件を探したときに「WordPressに直接入稿」と書かれているのをみたことはありませんか?
これは、WordやGoogleドキュメントに執筆したものを納品するのではなく、WordPressに直接執筆することを意味します。
なので、受注できる仕事の幅を増やすためにもWordPressブログの開設をしておくのがおすすめです。
なにも難しいことはないので、まだの方はこちらの記事を参考にやってみてください。
フリーランスの看護師ライターになるには?
開業届を出せば誰でもフリーランスになれますが、稼ぎなければ生活できません。
看護師ライターの収入だけで生活していきたい方は、以下6つのコツを意識して安定した収入を確保しましょう。
- 文字単価1円以上の案件に応募する
- 継続案件をとる
- ブログ・SNSを活用する
- ポートフォリオを作成する
- 直接契約の案件をとる
- 忙しくない病院に転職する
ひとつずつ順番に解説していきます。
①文字単価1円以上の案件に応募する
看護師ライターで生活していけるだけ稼ぐには、文字単価1円以上の案件をとれるように目指しましょう。
文字単価が低いと多くの作業量をこなさなければならず、時間と労力がかかって大変だからです。
例えば、月20万円を稼ぐにはこれくらいの作業量が必要になります。
文字単価 | 0.5円 | 1.0円 | 1.5円 | 2.0円 |
文字数 | 5,000文字 | 5,000文字 | 5,000文字 | 5,000文字 |
記事数 | 80記事 | 40記事 | 28記事 | 20記事 |
月収 | 20万円 | 20万円 | 21万円 | 20万円 |

文字単価が安いほど、たくさんの作業量が必要になるということです。
医療系の記事は単価が高めに設定されることも多いので、看護師ライターなら初心者でも文字単価1.0〜2.0円の案件を狙えます。
医療系の案件がないか毎日チェックし、見つけたらすぐに応募していきましょう。
②継続案件をとる
看護師ライターが安定した収入を得るには、ひとつの取引先から継続的に案件をとることが重要です。
その理由はこちら。
- 仕事を探して応募する時間と手間が省ける
- レギュレーションの確認や執筆前のリサーチにかける時間が短くなる
- 執筆時間が短くなった分、他の作業に時間を使えるようになる

ひとつの案件が終わるたびに、また案件を探して提案文を書く流れを繰り返すのは大変ですからね。提案文書いてる間に仕事したいところです。
フリーランスになれるほどの収入を得るのであれば、営業よりも作業に時間を使えるようにならなくては難しいでしょう。
③ブログ・SNSを活用する
自分のブログサイトやSNSを運用すると、看護師ライターの収入をアップさせやすくなります。
なぜなら、以下のようなメリットがあるからです。
というように、SNSとブログはライターにとってメリットしかありません。

むしろフリーランスのWebライターで、SNSもブログもやっていない人は見たことがないですね。
SNSにはいくつかありますが、初心者さんには「X」をおすすめします。
勉強したことをポストでアウトプットしたり、自分の成果を報告したりするのがおすすめです。
毎日3〜5回くらいポストするのを目標にやってみてください。
ブログの開設はこちらの記事でくわしく解説しているのでぜひご覧ください。
④ポートフォリオを作成する
ポートフォリオがあればお仕事を受注しやすくなるので、収入アップにつながり独立を目指しやすくなります。
ポートフォリオとは?:過去に執筆した記事をまとめたもの。仕事に応募する際にクライアントに見せればライティング力や実績の証明になる。
ポートフォリオはWordPressで作れるので、看護師ライターで収入アップを目指すなら必ず用意しておきましょう。

実績のない初心者はどうすればいいの?
という疑問が生まれるかもしれませんが、問題ありません。
ワードプレスを開設したときに2〜3記事書いたと思うので、それをサンプル記事として掲載しましょう。
これから案件を受注して実績がついてきたときに、また更新すればOKです。
⑤直接契約の案件をとる
クラウドソーシングで文字単価1.0円以上の案件を安定して受注できるようになったら、直接契約にチャレンジしてみましょう。
クラウドソーシングでは報酬を受け取る際に手有料がかかってしまうので、その分手取りが減ってしまいます。
ですが、直接契約なら自分で直接クライアントに営業して契約するので、ダイレクトに報酬を受けとれるのです。

例えばクラウドワークスなら、10万円以下の報酬に対して20%の手数料がかかるので、5,000円稼いでも手取りは4,000円になってしまいます。
「それなら最初から直接契約をとればいいのでは?」と思うかもしれません。
ですが直接契約をする場合は全て自己責任なので、トラブルがあっても自分で調べて対処しなければなりません。
なので、最初はクラウドソーシングで取り引きの流れを経験してから、直接契約をする方が安心です。
⑥忙しくない病院に転職する
いずれ看護師ライターとして独立したいと考えているのであれば、忙しくない病院に転職することを強くおすすめします。
その理由はこちら。
- 作業時間が足りなくて収入が伸びづらい
- 副業の疲れで本業に支障が出る
- そもそも副業禁止の病院が多い

わたしも副業したくて急性期の病院から療養の病院に転職しましたが、転職してからは副業収入もアップしたし、働きやすくなったのでよかったです。
初心者さんの場合はブログ記事を書いたり、案件を受注するために提案文を考えたりするのに時間がかかります。
案件を取れるようになってくると、今度は作業時間が足りなくなって「なんで今看護師してるんだろう」と思う瞬間が増えてきます。

夜遅くまで作業していたら、次の日の日勤で寝坊して遅刻したことがあります。職場から電話がかかってきた時は心臓が止まるかと思いました。
早く転職すればするほど早く収入アップできるので、とりあえず今のうちに求人情報だけでも調べてみてください。
看護師転職サイトに登録すれば、求人を見ただけではわからない職場の人間関係や、リアルな残業時間を知ることができます。
おすすめの看護師転職サイトはこちらです。
- ジョブメドレー:事業所と直接やりとりできてスピーディーな転職が可能。希望条件を登録しておくとスカウトされる機能も。
- MC─ナースネット:専用のアプリで求人検索・紹介・担当者とのやりとりができるところが便利。1日のみの単発から常勤まで幅広い求人がある。
- ナースパワー人材センター:LINEでのやり取りがメイン。常勤やパートはもちろんだが、応援ナースの求人に強い。

ナースパワーは私もおせわになりました。LINEで必要最低限のやとりのみしている印象。強引に求人を紹介してきたり、しつこい電話はないのでおすすめです。
いくつかの転職サイトに登録して求人情報を比較した方が、条件の良い求人に応募できるので、上記3社とも登録しておきましょう。
ひとまず求人の情報収集だけしておいて、いい求人があったら担当者に連絡して転職をすすめましょう。
今日からあなたも看護師ライター!
本記事では、看護師がWebライターになる方法を解説してきました。
もう一度おさらいすると、看護師ライターを始める手順はこちらの10ステップです。
- 副業できる環境に転職する
- 必要なものを用意する
- Webライティングを学ぶ
- ブログを開設する
- 2〜3記事書いてみる
- クラウドソーシングに登録する
- プロフィールを入力する
- 仕事を探して応募する
- 記事を作成する
- 納品して報酬を受けとる
たしかな医療知識もつ看護師ライターは、信頼性のある医療記事を執筆できることから重宝されており、報酬も高めに設定されることが多いです。
看護師は普段からパソコンで記録を入力したり、患者・家族にわかりやすく説明したりするのに慣れているので、すでにある程度の文章力が身についています。
なので「文章力」と「専門知識」を兼ね備えた看護師は、実はWebライターで稼ぐのにとても向いています。
まだブログを開設していない方は、こちらの記事を参考にブログを開設し、まずは練習で2〜3記事書いてみましょう。
残業が多すぎて副業できない方や、疲れて頑張る気力がない方は、早めに転職することをおすすめします。
副業をするにしても、しないにしても、今の職場で長期的に働くのは難しいでしょう。
フリーランスを目指すのであれば尚更です。
とりあえず看護師転職サイトに登録して、ぜひ求人情報をチェックしてみてくださいね。
- ジョブメドレー:事業所と直接やりとりできてスピーディーな転職が可能。希望条件を登録しておくとスカウトされる機能も。
- MC─ナースネット:専用のアプリで求人検索・紹介・担当者とのやりとりができるところが便利。1日のみの単発から常勤まで幅広い求人がある。
- ナースパワー人材センター:LINEでのやり取りがメイン。常勤やパートはもちろんだが、応援ナースの求人に強い。