結論からお伝えすると、Webライターはスマホでもできますが、あまりおすすめできません。
パソコンと比べて圧倒的に作業効率が悪く、収入が伸びにくいからです。
ですが、パソコンを準備するのが難しい方や、スマホで手軽に稼ぎたい方には、スマホが役立ちます。
そこで本記事では、以下のことを解説します。
という私は現役副業Webライターで、スマホ・パソコンどちらも使いながら月5桁ほど稼いでいます。
本記事では、これまで約2年ほど副業でWebライターをしてきた私の経験をもとに、スマホで行うWebライターの仕事について解説してきます。
気になっている方は参考にしていってください。
目次
Webライターはスマホでもできるがおすすめしない
冒頭でもお伝えした通り、スマホでもWebライターはできますが、おすすめはできません。
スマホでWebライターをするのがおすすめできない具体的な理由として、こちらの7つがあります。
- 画面が小さくて見えにくい
- 文字の入力に時間がかかる
- 画面を分割して使えない
- 文章の編集操作がやりにくい
- スマホの容量が奪われる
- スマホでできる仕事は単価が低い
- WordPressが使いづらい
それぞれ順番に説明していきますね。
①画面が小さくて見えにくい
スマホの画面は小さくて見えにくいです。
よって、作業をしているとこのようなことが起こります。
- 目が疲れてくる
- 何度もスクロールしなければいけなくて面倒
- 全体を見たい時は画面を縮小しなければならない
Webライターは数千文字の執筆をするので、スマホの画面だとスクロールしないと全体は見えません。
かといって縮小するとさらに文字は小さくなります。
画面が小さいと色々やりづらい・・
短い文章ならいいですが、Webライターが仕事をするには小さすぎて作業がしづらいことこの上ありません。
②文字の入力に時間がかかる
スマホで執筆すると、文字の入力に時間がかかって作業が進みません。
人にもよるかもしれませんが、一般的にはスマホでフリック入力するより、パソコンでタイピングする方が早く入力できます。
シンプルに、パソコンでやった方がサクッと終わるということです。
数千文字のボリュームある文章を執筆するので、パソコンで入力した方が少ない疲労でスムーズに進みます。
③画面を分割して使えない
スマホで作業していると、画面を分割して使えないことに不便さを感じる場合があります。
Webライターは執筆しながら同時に他の画面を開きたいときがよくあるからです。
例えば、リサーチ(検索)しながら書きたい時や、アイキャッチ画像を探しながら書きたい時などがあります。
パソコンなら複数のタブを開きながら執筆できるので、何度もサイトを開いたり閉じたりする必要がなく便利です。
④文章の編集操作がやりにくい
スマホでは文章の編集操作が非常にやりにくいです。
具体的にはこのような作業が挙げられます。
- ショートカットキーが使えない
- 範囲選択やドラッグがやりづらい
- 文字数カウント機能が使いづらい
画面が小さくて意図しないところが選択されてしまったり、指でタップしたまま画面をスクロールさせたりと、とにかく作業しづらいです。
パソコンならコピペもドラッグも簡単に操作できるので、作業効率が格段に上がります。
⑤スマホの容量が奪われる
スマホで執筆すると、作成した記事はスマホに保存することになります。
よって執筆した記事でスマホの容量が圧迫されてしまうのです。
例えば1週間に1記事の依頼を引き受けると、1ヶ月で4本、1年で48本分のテキストデータが保存されることになります。
記事データにスマホの容量をとられてプラベートのデータを残せなくなるのが嫌であれば、パソコンで作業した方がよいでしょう。
⑥スマホでできる仕事は単価が低い
スマホでできる仕事は基本的に単価が低くなります。
数秒から数分でできる簡単な仕事がほとんどだからです。
なので、月数万円以上稼ぎたいのであればスマホでWebライターをするのはおすすめできません。
逆に、月数百円〜数千円でいいからコツコツ稼ぎたい方はスマホでいいかもしれませんね。
⑦WordPressが使いづらい
WordPress(ワードプレス)とは、サイトやブログを作成するときに使うツールです。
調べ物をするときにGoogleで検索すると色々なサイトが出てきますが、それらの多くがWordPressで作られています。
Webライターは記事の執筆がメインの仕事ではありますが、WordPressへの入稿を依頼される場合もあります。
WordPressはスマホ用のアプリがあり、文章の入力など簡単な作業は可能です。
ですが表の挿入や装飾などの複雑な編集は難しいので、結局はパソコンを使わざるを得ません。
スマホでできるWebライターの副業4つ
スマホでできるWebライターの副業を4つ紹介します。
- アンケート
- 商品やサービスのレビュー
- 体験談の執筆
- ネーミング・キャッチコピー
短時間で終わるので、空いた時間でサクッと取り組めるものが多いです。
単価は安いので一気に大きく稼げることはありませんが、コツコツやっていける方には向いているかもしれません。
だいたいの単価も合わせて順番に解説してきます。
①アンケート
クライアントから提示されたアンケートに回答して報酬をもらう仕事です。
- 選択肢から選んで回答
- 〜300文字以内の自由記述式で回答
- 動画を見て感想を書く
などのパターンがあります。
自分の思うままに答えればいいだけなので、頭を使わず気軽にチャレンジできます。
単価の目安としては、選択式であれば5円、記述式であれば10円前後です。
ですが、アンケートのジャンルによっては数百円になることもあるので様々です。
②商品やサービスのレビュー
利用したことがある商品やサービスの感想を書くお仕事になります。
500字前後で記述することが多いです。
これも自分の感想をそのまま書けばOKなので、とくに難しいことはありません。
だいたい1件レビューするにつき数百円の単価になります。
③体験談の執筆
体験したことを文章にして提供するお仕事です。
例えば、このような体験談を求められることがよくあります。
- 恋愛の経験(初恋、遠距離、浮気)
- 仕事で体験したこと
- 心霊体験
自分の経験を活かしたり、人に教えたりするのが好きな方は得意かもしれません。
執筆する文字数は300〜1,000文字くらいであることが多く、
④ネーミング・キャッチコピー
商品やサービスの名前を考えたり、コンセプトに合ったキャッチコピーを考えたりする仕事です。
採用されれば数千〜数万円の単価になりますが、不採用の場合はゼロ円です。
アイデアに自信がある方はチャレンジしてみてもいいかもしれませんが、確実に稼げるわけではないのでご注意ください。
スマホでできるWebライターの副業を探す2つの方法
上記のようなスマホでできる副業を探すには、クラウドソーシングを利用するのがおすすめです。
クラウドソーシングとは、仕事を探しているライターと、仕事を依頼したいクライアントの間を取り合ってくれるサイトのことを指します。
クラウドソーシングを利用することで、初心者でも効率よく簡単に仕事を探せるのです。
もしクライアントとのやり取りで何かトラブルがあったとしても、クラウドソーシングが間に入って解決してくれます。
クラウドソーシングにはいくつか種類がありますが、なかでもこちらの2つがダントツでおすすめです。
どちらも無料で登録・利用できるので、ぜひ両方とも登録しておいてください。
では、それぞれのサイトの特徴などを含めて解説していきます。
①クラウドワークス
クラウドワークスは日本最大級の超大手クラウドソーシングです。
案件数はクラウドソーシングの中でも最多レベルなので、初心者にもチャレンジできる仕事がたくさん募集されています。
スマホ用のアプリで仕事を探したりメッセージのやり取りをしたりできて便利です。
②ランサーズ
ランサーズはクラウドワークスと同じく大手のクラウドソーシングです。
こちらもスマホ用のアプリがあるので、ブラウザ版と併用すると便利です。
またランサーズには「パッケージ」という、自分のスキルや得意を出品できるサービスがあるので、活用すると収入アップにつながるでしょう。
実際のWebライターがスマホを使うのはこんなとき
スマホでWebライターをするのはおすすめしないと初めにお伝えしました。
といっても、Webライターは全くスマホを使わないわけではありません。
パソコンとスマホを使い分けているというのが正しい表現です。
例えば、実際のWebライターは次のようなときにスマホを使います。
- スキマ時間で作業を進めたいとき
- スマホの画面でどのように表示されるかチェックしたいとき
- クライアントと連絡をとるとき
それぞれ順番に解説していきます。
①スキマ時間で作業を進めたいとき
スキマ時間を使って作業を進めておきたいときに、スマホを使うことがあります。
例えば、外出先での待ち時間や、電車やバスの移動中などに作業することがよくあります。
私の場合、普段は看護師をしているので、夜勤のヒマな時間に執筆を進めたり、構成を作っておいたりしています。
持ち運べて便利というスマホの特徴を活用することで、ちょっとした時間も作業時間に当てられるので、仕事が早く終わるのです。
②スマホの画面でどのように表示されるかチェックしたいとき
1本記事が執筆できたら、どう表示されているのかを確認するためにスマホを使うことがあります。
パソコンの画面では見やすく書けていたとしても、スマホで見ると変なところで改行されていたり、文字の大きさが適切じゃなかったりすることがあるからです。
パソコンよりスマホで検索するという人が増えているので、スマホで見たときに見やすいからが大切になります。
パソコンでもチェックできますが、スマホで見た方がより確実です。
③クライアントと連絡をとるとき
Webライターがクライアントと連絡を取るときは、わりとスマホを使います。
スマホは常に持ち歩いているのですぐに返信できて便利です。
メッセージの確認や送信のためにわざわざパソコンを開くのは面倒ですからね。
Webライターをするならサブでスマホを使うのがおすすめ
スマホだけでもできるWebライターの仕事を再掲するとこちらです。
- アンケート
- 商品やサービスのレビュー
- 体験談の執筆
- ネーミング・キャッチコピー
このようなお仕事はクラウドソーシングで探せるので、まだの方はこちらから登録しておきましょう。
とはいえ、スマホだけでWebライターをするのは作業効率が非常に悪く、収入を上げるのはかなり難しくなります。
よって、Webライターで稼ぐなら、パソコンをメインに使いつつ、サブでスマホを使うのが最適です。
こちらの記事では、Webライターの始め方や必要なものなどを初心者向けに解説しているので、よければ合わせてご覧ください。
Webライターはスマホでもできる?スキマ時間を有効活用して稼げると嬉しいな〜。