- 看護師が副業するのはダメ?
- 看護師のお給料だけじゃ足りないから、もっと収入を増やしたい。
- 看護師におすすめの副業があったら知りたいな。
こういった看護師さんの悩みに応えます。
☑️本記事の内容
- 看護師の副業はダメなの?
- 副業をするのがおすすめな看護師の特徴
- 看護師が副業をするときの注意点
- 看護師の副業なら「Webライター」がおすすめ
という私は、看護師6年目の27歳です。現役で病棟勤務をしながら、副業で月5桁ほど収入を得ています。
「看護師はお給料が高いからいいよね〜」
なんて言われることがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
安定はしているかもしれませんが、仕事内容に見合ったお給料だとは思えないほどの安さに不満が爆発します。
私が田舎の療養病棟に転職したときのお給料が手取り17万円で、看護師のお給料とは思えず目を疑いました。
そんな時に考えるのが副業ですが、いまだに副業禁止な病院がたくさんあるのも事実です。
そこで本記事では、実際に看護師をしながら副業をしている私の経験をもとに、看護師の副業について解説していきます。
よければ参考にしてください。
目次
看護師の副業はダメなの?
結論からお伝えすると、看護師が副業をしてはいけないという決まりはありません。
ですが、以下の二つに当てはまる場合は注意が必要です。
- 公務員看護師である
- 就業規則で副業が禁止されている
それぞれ見ていきましょう。
公務員看護師は副業禁止
看護師のなかでも公務看護師は副業ができません。
公務員看護師とは、国立、都道府県立、市区町村立の病院、保健所、公立の学校や保育園などで働く看護師のことです。
なぜ公務員看護師の副業が禁止されているのというと、看護師とはいえ公務員の扱いになるからです。
公務員は「国家公務員法」「地方公務員法」によって、基本的に副業が禁止されています。
国家公務員法第 103条
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
引用元:国家公務員法
地方公務員法 第38条
第三十八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
引用元:地方公務員法
つまり、公務員は国の法律で副業が禁止されているため、公務員看護師は副業ができないということです。
ただ、営利目的ではない副業や、メルカリなど不用品の売却は認められているので、副業の全てが禁止というわけではありません。
民間の病院なら就業規則をチェック
民間の病院やクリニックで働いている場合は、就業規則を見てみましょう。
就業規則に副業が禁止されている内容が記載されていなければ、副業をしてもOKということになります。
もし就業規則を見てもよくわからなければ、職場の先輩や上司、人事担当者に聞いてみるのが早いです。
ただ、就業規則は法律ではなく会社独自のルールなので、もし就業規則で副業が禁止されていても、バレないように副業をすればOKです。
看護師でも副業OKな病院はある
もし今の職場が副業禁止であれば、副業OKな職場に転職すれば解決です。
初めから副業OKの職場で働けば、何も気にすることなく副業に集中できます。
看護師転職サイトに登録すれば、副業OKの求人だけを紹介してもらうこともできますよ。時間と手間をかけずに情報収集できておすすめです。
副業をするのがおすすめな看護師の特徴
次に、副業をするのに向いている看護師さんの特徴を紹介します。
こちらの3つです。
- もっと収入アップさせたい人
- 今の仕事に満足していない人
- 看護師をためたい人
上記の特徴に当てはまる看護師さんは、ぜひ副業を始めてみてください。
①もっと収入をアップさせたい人
今よりも収入を増やしたい看護師さんは、副業を始めるのに向いています。
副業で収入が増えれば、生活がもっと豊かになり、心の余裕も生まれるからです。
私も看護師の給料が20万円を切ったときは、さすがに焦りました。副業の収入で助けられたことが何度かあります。
もっと収入を増やして生活の余裕がほしい看護師さんは、副業がぴったりです。
②今の仕事に満足していない人
今の仕事に満足していない看護師さんにも副業はおすすめです。
副業で新たな経験をすることで、自信がついたり気分転換になったりします。
例えば私は、職場で嫌なことがあっても副業がうまくいっている時は、全然気にならなくなりますね(笑)
新しい分野で知識やスキルを身につけることで、自分自身の成長と、自己肯定感のアップにつながります。
③看護師を辞めたい人
「看護師はもう辞めたい!」と思いながら働いていませんか?
すごーーーーーーく共感します。
命を預かる責任感、割に合わないお給料、面倒な女同士の人間関係、看護師って本当にしんどいですよね。
そのような毎日から抜け出したいと考えている看護師さんこそ、副業がおすすめです。
副業で新たなスキルを習得し、自分で稼ぐ力を身につければ、看護師以外の仕事で活躍することができます。
例えば、私は看護師をしながら副業でWebライターをしています。今後は看護師を辞めてWebライターを本業にしたいと思っています。
副業収入が安定してくれば、看護師を辞めても生活していくことができます。
副業としてゆるく看護師を続けるのもありですね。
看護師が副業をするときの注意点
副業を始めるときに注意すべきことが3つほどあります。
それがこちらです。
- 確定申告を忘れずにする
- 本業に影響しない範囲で行う
- 副業で手軽に稼ごうと考えないこと
それぞれ解説していきます。
①確定申告を忘れずにする
副業で得た収入は、確定申告が必要になります。
もし確定申告を行わなかった場合、脱税になってしまうので注意が必要です。
- 年間20万円を超える副業収入がある場合は「所得税」の申告が必要。
- 年間20万円を超えなくても「住民税」の申告が必要。
ちなみに所得とは、収入から経費を差し引いた金額のことです。なので、収入から経費を差し引いた金額が20万を超えたら、所得税の申告をします。
会社でも年末調整をしているかもしれませんが、これは看護師のお給料に対する申告です。
副業収入の分は含まれていないため、自分で申告する必要があります。
また、職場に副業がバレたくない場合は、住民税の徴収方法を「普通徴収」にしておきましょう。
市区町村から届く納付書で、コンビニや銀行から振り込む方法ですね。
副業で収入が増えると住民税も増加します。
特別徴収になっていると看護師のお給料から住民税が引かれるので、会社が住民税の増加に気づいて副業がバレる可能性があるのです。
確定申告をする際、住民税の欄で「普通徴収」に丸をつけておきましょう。
②本業に影響しない範囲で行う
副業を頑張りすぎて、本業に影響が出てしまわないように注意する必要があります。
本業がおろそかになると人間関係が悪くなったり、お給料が下がったりする危険があるからです。
これは私の失敗談ですが、夜遅くまで副業に集中しすぎて、翌日の日勤で寝坊したことがあります。師長からの電話で起こされて、冷や汗をかきました。もちろん怒られましたね。
無理なくできるようにしっかりコントロールするのが大切です。
③副業で手軽に稼ごうと考えないこと
副業だからといって、楽して簡単に稼げると思ってはいけません。
稼げるようになるためにはある程度の努力が必要ですし、時間がかかります。
副業を始めても挫折してしまう人の原因の多くはこれです。
看護師になるために、時間をかけて努力してきましたよね。それと同じです。
“副業”というより”複業”のイメージです。
看護師の副業なら「Webライター」がおすすめ
看護師の副業で圧倒的におすすめなのが「Webライター」です。
Webライターを簡単に説明すると、ネット上に掲載する記事を作成するのが仕事になります。
何か調べようと思ってスマホで検索したら、色々な記事が出てきますよね。あれらはほぼ全てWebライターが作成したものです。
看護師にWebライターをおすすめする理由はこちらの5つになります。
- 未経験でも始められる
- 時間と場所を問わずに稼げる
- 医療の知識と経験をいかせる
- 看護師より高い収入を得られる
- 面倒な職場の人間関係から解放される
- 自宅で稼げる
- 初期費用ほぼ0円
- 専門的なネットの知識は不要
誰でも挑戦できるコスパ最高の副業です。
それぞれ詳しく解説していきます。
①未経験でも始められる
Webライターは全くの未経験からでも始められます。
必要な資格はなく、文章が書ける人なら誰でもチャレンジできるからです。
実際、私も未経験から独学でWebライターを始めましたが、月5桁ほど稼げるようになりました。
とくに看護師であれば、電子カルテで記録を入れたり、勉強会の資料をまとめたりするのにパソコンを使いますよね。
タイピングに慣れている点においても、看護師におすすめの副業だといえます。
②時間と場所を問わずに稼げる
Webライターは、好きなときに好きな場所で稼げます。
パソコンとネット環境さえあれば、家でもカフェでも作業可能です。
- 通勤する必要がない。
- 家で子供をみながら働ける。
- 交代勤務で不規則な生活をしていても、24時間好きなタイミングで仕事ができる。
私の場合、看護師の仕事が休みの日もそうですが、夜勤のひまな時間に作業したりすることもありますよ。
納期さえ守れば、自分の都合に合わせて作業できるので、自由度の高い仕事になっています。
③医療の知識と経験をいかせる
看護師をするなかで学んできた知識や経験は、Webライターの仕事でとても役立ちます。
なぜなら、医療・看護系ジャンルの記事作成では、看護師のような医療の専門資格をもつライターが重宝されるからです。
例えば、病気に関する記事を書くとします。専門知識がない人でも調べれば書けるかもしれませんが、看護師が書いた記事の方が、内容が正確で信頼性のある記事になりますね。
このように、医療系の執筆に強い看護師ライターや医療ライターとして活躍できるため、看護師とWebライターは相性が良いのです。
④看護師より高い収入を得られる
Webライターの仕事がうまくいけば、看護師のお給料以上に稼げます。
なぜなら、Webライターの収入は成果報酬だからです。
記事を書いた本数や、執筆した文字数によって報酬が決まるため、書けば書くほど収入が入ります。
- 働いた時間でお給料が計算されるため、収入にはある程度の上限がある。
- 何人分の採血をとってもお給料は変わらない。
- なかなか昇給しない。
- お給料に上限がなく、書けば書くほど稼げる。
- 逆に、1文字も書けなければ収入はゼロ。
- 能力が認められれば単価を上げてもらえる。
看護師が転職せずに収入を上げるなら、夜勤や残業を増やすしかありません。
Webライティングのスキルが身についてくれば単価が上がるため、同じ時間をかけて書いた記事でも報酬が全然違います。
また、医療系の記事作成は他のジャンルの記事より単価が高めに設定されることが多いです。
医療の専門知識や実務経験が求められるため、執筆できるライターが限られます。
よって看護師ライターは、他のライターよりも高収入を目指しやすいのです。
⑤面倒な職場の人間関係から解放される
Webライターなら面倒な職場の人間関係で頭を悩ませることはありません。
Webライターの連絡手段の多くは、チャットやメッセージになります。
直接人と会話をすることは滅多にないので、看護師の職場のような、女性特有の面倒な人間関係に悩むことはないでしょう。
クライアントとライターは対等な立場であり、パワハラや理不尽な態度をとってくる上司はもちろんいません。
看護師の副業はダメじゃない!Webライターで収入UPを狙おう
看護師の副業はダメではありません。
ただ、以下の2点に当てはまる看護師さんは注意が必要です。
- 公務員看護師である
- 就業規則で副業が禁止されている
もしあなたの職場が副業禁止であれば、副業OKの職場に転職するのもありですよ。
また、看護師が副業をするならWebライターがとてもおすすめです。
看護師にWebライターがおすすめな理由を再掲するとこちらになります。
- 未経験でも始められる
- 時間と場所を問わずに稼げる
- 医療の知識と経験をいかせる
- 看護師より高い収入を得られる
- 面倒な職場の人間関係から解放される
必要な資格はなく、未経験から誰でも始められます。
パソコンとネット環境さえあればOKです。
詳しいWebライターの始め方はこちらの記事で解説しているので、興味のある方はご覧ください。