という新人看護師の悩みに答えます。
✔️本記事の内容

わたしは新人看護師のときに適応障害で休職を経験していますが、8年目の今では全く問題なく看護師を続けています。
新人看護師は、毎日本当につらいですよね。
メンタルが弱いと、これから先何年も看護師を続けられるのかと不安に思うでしょう。
本記事で解説しているコツを実行すれば、新人看護師のあなたがもっと気楽に働けるようになります。
メンタルが弱い新人看護師は、ぜひ参考にしてください。

目次
メンタル弱い新人看護師が働き続けるためのコツ5つ
メンタル弱い新人看護師が長く働き続けるためのコツは、以下の5つです。
これらを実行すれば、少しは働きやすくなり、仕事に行くハードルが下がるでしょう。
それぞれ順番に解説していきます。
①ひとりで抱え込まない
新人看護師が精神的な負担を減らすには、何事もひとりで抱え込まないことが非常に重要になります。
自分の気持ちを他人に共有することで、心理的な安心感を得られたり、責任を分散できたりするからです。
例えば、先輩に相談してから処置をして失敗するのと、自己判断で処置をして失敗するのでは、責任の重さが違いますよね。

先輩も巻き込んで行動を起こせば、もし失敗しても、半分は先輩の責任です。
しかも、先輩のOKがあれば、安心して処置を始められます。
とはいえ、周りには相談しづらいと感じる新人看護師も多いでしょう。
ですが、残念ながら「勇気を出して相談する」or「我慢し続ける」の二択しかありません。

わたしも周りに相談するのが苦手でしたが、我慢していたらメンタル不調になりました。
働きやすい環境を作るには、モヤモヤをひとりで抱えず、誰かに話す勇気が必要です。
②同期と愚痴を言いまくる
新人看護師が1年を乗り切り、看護師として長く働いていくには、同期と愚痴を言いまくりましょう。
新人看護師の気持ちを一番理解してくれるのは、同じ新人看護師です。

わたしが新人看護師のときは、同じ病棟で働く同期の親友にめちゃくちゃ愚痴りました。この時間がないとやってられません。
とくに先輩ナースの愚痴に関しては、新人同士じゃないと安心して話せないと思います。
もし同期が近くにいるなら、ぜひ仲良くなって、お互いに愚痴を言いまくってください。
③少し大きめの声で話す
仕事中は少し大きめの声で話すように意識してみてください。
声が大きいだけで頼もしい雰囲気が出たり、ピンチなときも勢いで乗り切れたりします。
例えば、先輩に「根拠は?」と詰められて困ったら、ちょっと大きめの声で「やー、分からないんですよね!」と言えば、先輩もフォローしてあげたくなります。

可愛がられる新人看護師って、多分こんな感じです。素直で潔い。
逆に、小さい声で話すと聞き取れなかったり、自信がなさそうに見えたりして、先輩をイライラさせてしまいます。
どんなことでも、少し大きめの声でハキハキ話すようにしましょう。
④先輩に雑談を振ってみる
新人看護師がもっと気楽に仕事をできる環境を作るには、先輩に雑談を振ってみてください。
なぜなら、相談をしたいときに気軽に先輩に話しかけられるようになるからです。
具体的には、以下のような感じで話しかけてみると良いでしょう。
- 今日はすごく寒いですよね。
- 休みの日は何をしてるんですか?
- 夜勤明けはすぐ寝るタイプですか?
とはいえ、新人看護師が先輩に雑談を振るのは、少し勇気がいりますよね。
実は、先輩看護師が新人看護師に雑談を振られると、意外にうれしいです。
なので、まずは雑談から始めて、気軽に相談しやすい関係を作りましょう。
⑤分からない・できないを言う
新人看護師は「分からない」「できない」を素直に言えると、かなり働きやすくなります。
なぜかというと、無駄に悩んで時間とメンタルを消費しなくて済むからです。
例えば、先輩看護師に

- この薬を飲んでいる理由は?
- 〇〇さんはどこを観察するの?
- 明日からもう1人多く受け持ちできる?
と言われても、無理な場合は

- ちょっと分からないんですよね、すみません。
- ちょっと自信がなくて、不安なんですよね。
という感じで答えましょう。
怒られるのが怖い新人看護師も多いと思いますが、できないことをできないと言える力も大切です。
「教えてもらってもいいですか?」
「あとで調べてみます!」
といった意欲的な言葉を添えると、やる気が感じられて良いでしょう。
メンタル弱い新人看護師が毎日悩むこと7つ
毎日悩みの尽きない新人看護師ですが、日常的な悩みを7つ挙げました。
それぞれ対処法も合わせて解説していきます。
①先輩に話しかけてもいいか
新人看護師は、先輩に話しかけるだけで頭を悩ませると思います。
先輩たちはいつも忙しそうにしていたり、常に誰かと話していたりするので、いつ話しかけていいか分からないですよね。

タイミングを間違うと「ちゃんと状況みて話しかけて」と言われたりしますからね。
そんなとき、新人看護師が使える魔法の言葉があります。
それは「今話しかけてもいいですか?」です。
これなら先輩の都合を気にしながら相談できます。
何度か繰り返しているうちに、話しかけていいタイミングが分かるようになるので、ぜひ活用してみてください。
②分からないことを先輩に聞くか
分からないことがあったとき、先輩に聞くか迷う新人看護師も多いと思います。
聞いたら怒られるかもしれないと思うと、ためらいますよね。
これに関しては、聞いた方がいい場合の方が多いです。
もし先輩に分からないことを聞いたら

- 〇〇は確認したの?
- そんなことも分からないの?
と突っ込まれてしまうかもしれません。
ですが、それで大きな失敗を回避できるなら安いもの。
もし質問して怒られたとしても「すみません、調べてみます!」といえばOKです。
新人看護師は分からないことを聞き放題のボーナスタイムなので、遠慮なく聞きましょう。
③ひとりでやっても大丈夫か
新人看護師は、基本的に先輩の見守りのもとケアを行います。
ですが、状況によっては先輩がその場から離れているときもありますよね。
そんなとき、新人看護師のあなたがひとりで実施してもいいのか、判断に困ることもあるでしょう。

例えば、急に採血の指示が出たけど、先輩は別の仕事で忙しそうにしていたら、声をかけるのは難しいですよね。
そのようなときでも、やはり先輩に確認してから行うのが大切です。
あとで「聞いてないんだけど」と言われたり、重大なミスをするかもしれませんからね。
もし先輩に声かけるのが難しければ、他の先輩でもいいので、付き添いを頼むのがおすすめです。
④やり方はこれで合っているか
処置中に自信がなくなって「これで合っているのかな?」と不安になることがあると思います。
そのようなときは、先輩を呼んで一緒に見てもらうのが最善です。

自信がないまま処置をするのは、やっぱり危険です。
声をかけづらい気持ちも分かりますが、あとで大ごとになるくらいなら、先輩から注意された方が5倍マシです。
⑤どうすればスムーズに申し送りできるか
メンタルの弱い新人看護師が最も恐れているのが、申し送りではないでしょうか。
不備があれば先輩に突っ込まれ、タチの悪い先輩だとかなり嫌な思いをしますよね。

わたしも新人のとき、先輩に突っ込まれまくって、泣きながら1時間半かけて申し送りをしたことがあります。
そこでお伝えしたい、新人看護師がスムーズに申し送りをするコツは、申し送りの目的を強く意識することです。
【申し送り】次の勤務帯の看護師が困らないように、必要な情報を共有する業務。
なので、次の勤務に必要なことを伝えるという目的を意識して話すと、緊張しづらくなります。
結果、先輩からの指摘が減り、スムーズな申し送りをできるようになっていくでしょう。
⑥誰の指導を信じればいいいのか
先輩によって言うことが違うと、誰の指導を信じればいいか分かりませんよね。
実は、このような場合、誰の指導を信じてもOKです。
なぜなら、大切なのはやり方ではなく根拠だからです。
例えば、採血をするときに「痺れはないですか?」と聞くのも、「痛みはないですか?」と聞くのも、神経損傷の有無を確認するためですよね。

神経損傷の有無を確認できれば「ビリッとしませんか?」でも「ズキズキしませんか?」でも、聞き方はなんでもいのです。
なので、なぜその方法でやっているのか?を理解した上で、あなたがやりやすい方法を選びましょう。
⑦苦手な先輩との勤務をどう乗り越えるか
苦手な先輩との勤務は、憂鬱な気分になりますよね。
数日前から勤務表を見て、胃を痛めている新人看護師も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、あえて勤務表を見ないことです。
勤務表を見つめていても、苦手な先輩との勤務は避けられません。
冷たい言い方かもしれませんが、時間の無駄です。

私も最初は勤務表をチェックしていましたが、最近は見ていないので、出勤するまで誰と一緒か分かりません。
いつ誰と同じ勤務になったとしても、やるべきことは同じです。
どれだけ嫌な先輩と同じ勤務になっても、必ず仕事は終わります。
なので、自分の勤務を把握したら、それ以上勤務表を見返すのはやめましょう。
メンタル弱い新人看護師が限界なときの対処法5つ
メンタル弱い新人看護師が限界なときは、以下5つの対処法があります。

わたしも新人看護師のときに上記5つを実行したからこそ、8年目まで看護師を続けられています。
正直かなりメンタル的にキツいと感じている新人看護師は、ぜひ試してみてください。
では、順番にみていきましょう。
①プリセプターに相談する
メンタルの限界を感じている新人看護師は、まずプリセプターに相談してみてください。
具体的な対応を考えてもらいやすく、無理なく働けるように配慮してもらいましょう。

勉強の仕方・業務について・苦手な先輩・体調など、全て含めてフォローするのがプリセプターの役目です。
ただ話を聞いてもらうだけでも、少し気持ちが楽になると思います。
相談するには勇気がいるかもしれませんが、悩んでいても状況は変わりません。
自分を責める必要は全くないので、困っていることを話してみましょう。
②師長などの上司に相談する
プリセプターに話しづらい場合は、師長に相談してもいいと思います。
師長なら勤務に関する相談もできるので、心身の不調がある方は、休みを調整してもらっても良いでしょう。
師長に相談するときは、以下のように、具体的な要望を伝えるのがコツです。
- 3日間ほど連休がほしい
- 〇◯先輩を指導につけないでほしい
- 夜勤がつらいから減らしてほしい
ただ悩みを話すだけでは、文句を言っているように捉えられかねません。
具体的な要望もセットで話せば、前向きな意志が感じらて、あなたを助けたくなるでしょう。
③メンタルクリニックを受診する
メンタル不調を感じている新人看護師は、メンタルクリニックを受診してみるのも、ひとつの方法です。
薬を出してもらったほうが楽になるかもしれませんし、必要なら休職の診断書も書いてもらえます。

職場以外で相談できる人がいるという安心感も得られますよ。
以下項目に当てはまる新人看護師は、メンタルクリニックの受診を検討してみてください。

わたしの場合は、仕事のことを考えると動悸や涙が止まらないことから限界を感じ、メンタルクリニックに行きました。
風邪をひいて内科を受診するような感覚で、気軽に相談してみてください。
メンタル的な負担が軽くなり、少し働きやすくなると思います。
④部署異動を希望する
メンタル弱い新人看護師が限界にきているとき、部署を異動して環境を変えれば、長く働いていけるかもしれません。
部署異動なら、経歴に傷をつけず、少ない負担で職場を変えられます。

私もそうでしたが、とくに人間関係で悩んでいる場合は、部署異動が有効です。
今の部署で働いていく未来が見えないなら、師長に部署異動の希望を伝えてみてください。
⑤転職を検討する
新しい病院でゼロからやり直したい新人看護師は、転職を検討するもの良いでしょう。
なかでも第二新卒を募集している病院は、フォロー体制が整っている可能性が高いのでおすすめです。
ただ、何も考えずに勢いで転職すると、転職先でまた同じような悩みを抱えるかもしれません。
なので、しっかり自己分析をして、自分に合った職場を選んでくださいね。
ちなみに、新人看護師が転職するときは、看護師転職サイトの利用がおすすめです。

看護師転職のプロが、あなたに合った職場を紹介してくれます。
例えば、私も利用しているナースパワーは、LINEで気軽に連絡できる看護師転職サイトです。
相談すれば必ず力になってくれるので、ぜひ活用してみてください。
メンタル弱い新人看護師が気にしなくていいこと5つ
メンタルの弱い新人看護師は、色々なことを考えすぎて、人一倍疲れてしまうと思います。
ですが、以下の5つは全く気にする必要がありません。
上記を気にしても意味がないだけでなく、むしろダメージを受けるのでマイナスです。
それぞれ順番に解説してきます。
①心ない先輩の言葉
メンタル弱い新人看護師は、心ない先輩の言葉に傷つくことも多いでしょう。
- 看護師に向いてないよ
- そんなこと看護学生でもできるよ
- そんなんじゃ、どこの病院に行ってもやっていけないよ
このような言葉は、ただの人格否定であり、指導ではありません。
つまり、あなたを傷つけるだけの言葉です。

新人看護師に八つ当たりして、ストレスを発散させているのでしょうね。
シンプルに嫌味なので、あなたが傷つく必要は1ミリもありません。
時間とメンタルの無駄なので、気にしなくてOKです。
②先輩たちのコソコソ話
先輩たちがコソコソ話している姿を見ると、「誰の話ろう?」「私のこと?」と気になってしまう新人看護師は多いでしょう。
たしかに気分のいいものではありませんが、気にする必要は全くありません。
なぜなら、あなたに実害はないからです。
また、いつも陰口を話している先輩は、他のナースからも嫌われていることが予想できます。
暇なんだな〜と思って放っておきましょう。
③効率よく業務を進められないこと
効率よく業務を進められなくても、そこまで気にしすぎる必要はありません。
効率の良さは、基本的な知識や技術が身について初めて考えられるものだからです。

例えばカレーを作るとき、包丁の使い方を知らなければ、効率よく調理するのは難しいですよね。
看護業務も同じで、まだ経験の少ない新人看護師が、いきなり効率の良さを求められても無理があるのです。
なので、新人看護師のあなたが考えすぎる必要はありません。
先輩たちが、いつ何をしているのかをよく観察し、マネしてみると良いでしょう。
④自分と同期の成長スピードの違い
新人看護師の多くは、つい同期と自分と比べて落ち込んでしまいますよね。
ですが、同期とあなたは別の人間なので、成長スピードが違うのは当然です。

わたしも新人のとき、急性期の同期が色々な処置を経験して先輩にOKをもらっているのを聞くと、羨ましくなりました。
また、新人看護師の成長スピードは、その職場の環境や教え方によって左右されます。
あなたの出来が悪いから遅いとは限らないので、あまり気にする必要はありません。
⑤プリセプターに迷惑をかけている
新人看護師の中には、自分のせいでプリセプターに迷惑をかけていると思う方もいるかもしれません。
全然できるようにならなかったり、ミスをカバーしてもらったりすると、罪悪感が湧きますよね。

私の場合、指導に悩んでいるプリセプターの姿を見て、申し訳ない気持ちになりました。
ですが、自分を責める必要はありません。
なぜなら、新人看護師をフォローするがプリセプターの仕事だからです。
むしろ、失敗を重ねることでスキルが身につくので、どんどんプリセプターを頼りましょう。

たくさん失敗するのが新人看護師の仕事です。
メンタル弱い新人看護師によくある疑問3つ
メンタル弱い新人看護師によくある疑問を3つピックアップしました。
- 何年目になれば気楽に働けるようになる?
- どうしても仕事に行きたくない日はどうすればいい?
- そもそも自分は看護師に向いてないのでは?
同じ疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
それぞれ順番に回答していきます。
何年目になれば気楽に働けるようになる?
個人差はありますが、だいたい5年目くらいから気楽に働けるようになるでしょう。
なぜなら、気楽に働くには一通りの業務をできることが条件だと感じているからです。
1〜5年目までのイメージはこちら。
1年目:全てにフォローが必要
2年目:たまにフォローが必要
3年目:リーダーやプリセプターを経験
4年目:奨学金の期間が終わって転職
5年目:新しい職場に慣れてくる
このように、5年目になるまでは新しいことを経験する機会が多いため、ストレスが溜まりやすいです。

私も5年目までは悩みが多く、職場で泣くことも多々ありました。
このように聞くと、気楽に働けるようになるまで長いと感じるかもしれません。
ですが実際は、5年かけて徐々に負担が減っていくような感覚です。
限界を感じる場合は、職場を変えながら頑張っていきましょう。
どうしても仕事に行きたくない日はどうすればいい?
メンタル的につらくてどうしても仕事に行きたくない日は、思い切って休むのも選択の一つだと思います。
ただ、憂鬱な気分が慢性的に続いているなら、あまりおすすめできません。
- 1日休んだくらいでは気持ちを切り替えられない
- 吐き気・めまい・動悸などの身体症状が出ている
このような状態になっている方は、師長に話して勤務を調整してもらうか、メンタルクリニックを受診したほうがいいと思います。

私も最初は適当な理由をつけて休んでいましたが、結局耐えられなくて、受診→休職しました。
「正直メンタル的につらくて受診したいので休みます」と電話を入れれば、自然な形で師長に伝えつつ、休みをもらえますよ。
そもそも自分は看護師に向いていないのでは?
先輩に指摘されてばかりだと、そもそも看護師に向いてないのでは?と考えてしまいますよね。
ですが、看護師に向いていないと思っても職場を変えれば解決できる場合が多いです。

例えばわたしは、慢性期から急性期の病棟に異動して、やっと看護の楽しさを少し感じられました。
看護師免許があれば、色々な働き方ができます。
まずは他の職場を経験して、それでもダメなら異業種にチャレンジするのが良いでしょう。
メンタル弱い新人看護師でも仕事は続けられる
本記事では、メンタル弱い新人看護師に向けて、長く働き続けるためのコツを解説してきました。
メンタル弱い新人看護師が働き続けるコツをおさらいすると、以下の5つです。
ぜひ明日から実行し、少しでも働きやすくしていきましょう。
もしメンタルが限界で先輩や上司に相談してもダメな場合は、職場を変えることをおすすめします。

実際、わたしは部署異動をして大正解でした。
職場が変われば上手くいく可能性は十分あるので、勇気を出して新しい環境に飛び込んでみましょう。
もし転職する場合は、私もお世話になったナースパワーがおすすめです。
60秒で簡単に登録できるので、ぜひ活用してみてください。
あなたがもっと気楽に働けるよう、応援しています。
それでは。







メンタルが弱い新人看護師が働き続けるには、どうすればいいの?限界なときの対処法は?